(C)MUAYSIAM日刊ムエサヤーム(14 MAY 2008)
表紙*右写真:大臣(真中)と話し合う協会総裁(左側)
表紙*右写真:大臣(真中)と話し合う協会総裁(左側)
2008年5月13日(火)16:30(現地時間)よりバンコクのラジャダムヌンスタジアム隣にあるタイ国観光スポーツ省・会議室にて国内外のムエタイに関する会議が観光スポーツ省大臣とボクシングスポーツ委員会局長、タイ国プロムエタイ協会総裁らが出席して開催された。
日本でムエタイのコミッションと名乗る組織が発足した件について、既に3月31日にタイ国スポーツ局を通じ報告されていたが、今回は大臣自身がマスメディアを利用したJPMCの広報活動に名前や掲載記事をリリースされた為に、自身で会議及び会見を開き、関係者らから事情を聴いた上で対策を講じた。
5月14日付けの日刊ムエサヤーム紙には以下の内容で記事が掲載された。
〔日刊ムエサヤーム紙より抜粋〕
日本のあるグループが、ジャパン・プロフェッショナル・ムエタイ・コミッション(以下JPMC)という名称の組織を立ち上げ、タイ国ボクシングスポーツ委員会と同等の立場であるかのようなイメージを日本人に与えている。日本のムエタイ関係者に登録を呼びかけ、登録料などで利益を得る為に活動をしている。
また、タイ国観光スポーツ省大臣と写真を撮り、その写真が掲載された新聞はタイ国スポーツ局から承認を得たような記事内容で、日本のムエタイ関係者にタイ国から認可された組織であるかのような誤解を生む広報活動をしている。
大臣のウィーラサック・コースラット氏は、「私は承認やその他をしたことはなく、承認をする権限も私には無い。」と発言。日本の誤解を解くための公式文書を外務省などを通じて日本へ提出する提案をされた大臣は、「今回の件の対策は、全てタイ国ボクシングスポーツ委員会局長に委任します。そちらから文書を提出する形にし、誤解を解くために各マスメディアの協力や皆さんの意見を参考にして、局長を中心に今後の対策をしてください。」とタイ国スポーツ局・ボクシングスポーツ委員会へ全面委任する形となった。
タイ国スポーツ局及びタイ国プロムエタイ協会としては、タイ国の国技であり、伝統文化・芸術であるムエタイ競技のコミッション的働きを海外の組織に委ねることはなく、海外でのコミッションという組織の存在も必要としない意向を表明。就任したばかりのタイ国ボクシングスポーツ委員会局長サンティ・トゥークワンムアン氏が、大臣からの委任を受け、今後日本の公的機関への文書提出などの準備を進めることとなった。
〔補足説明〕
3月30日付けのバンコクポスト紙(タイの英字新聞)での掲載内容(観光スポーツ省大臣から正式な活動認可を得たという内容のバンコクポスト紙の記事を、JPMCが各マスコミへリリース)について、大臣に直接確認を取ったところ、事実とは異なり、大臣は記事内容を全面否定。「私は誰にも海外のムエタイに関する承認や認可をしたことはないし、する権利もない。」と明言。それでは、一体誰がこのような記事を出したのですか?との問いには、「この場で個人名を挙げるのは好ましくないが、掲載された写真の中にいる人物とだけ言っておきましょう。」と答えた。 そのほか、タイ国内でのムエタイに関する問題も話し合われた。
【会議出席者】
ウィーラサック・コースラット
(タイ国観光スポーツ省大臣)
ソムチャート・ジャルンワチャラウィット
(タイ国プロムエタイ協会総裁)
サーマート・マルーリム
(タイ国プロムエタイ協会相談役/上院議員)
サンティ・トゥークワンムアン
(タイ国スポーツ局・ボクシングスポーツ委員会局長)
ピラッ・ポーンダーウィッラッ
(タイ国スポーツ局・プロスポーツ委員会局長)
ティーラユット・ホープラサーキット
(サヤーム オムノーイスタジアム支配人)
アナン・チャンティップ
(ゲーオサムリットジム会長/タイ国プロムエタイ協会)
鈴木秀樹
(イングラム スポーツ代表取締役/タイ国プロムエタイ協会)
■関連ニュースSIAM SPORT WEBSITE(タイ語)http://www.siamsport.co.th/25510513-073.html
■情報提供:イングラムジム
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